はじめまして!今日は、日本に古くから伝わる美しい節句、「七夕(たなばた)」についてご紹介します。
(大家好!今天,我想为大家介绍一个在日本自古流传下来的美丽节日——“七夕”。)
☆ 七夕とは?☆
七夕は、毎年7月7日(一部の地域では8月7日)に行われるお祭りです。中国の「牛郎織女(ぎゅうろうしょくじょ)」の伝説と日本の古い信仰が結びついてできたと言われています。天の川を挟んで輝くこと座のベガ(織姫星)とわし座のアルタイル(彦星)が、一年に一度だけこの日に会えるという、とてもロマンチックな物語が由来です。
(七夕是什么?
七夕是每年7月7日(一部分地区是8月7日)举行的节日。据说它是由中国的“牛郎织女”传说和日本的古老信仰结合而成的。它的由来是一个非常浪漫的故事:横跨在天河两岸的天琴座的织女星和天鹰座的牵牛星,一年中只有在这一天能够相会。)
☆ 日本の七夕の楽しみ方 ☆
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短冊(たんざく)に願い事を書こう
日本では、七夕が近づくと、学校や商業施設(ショッピングモールなど)に笹竹(ささたけ)が飾られます。そして、色とりどりの短冊(細長い紙)に自分の願い事を書いて、笹の葉に結びつけます。
(日本的七夕怎么过?
1. 在短册上写下愿望
在日本,临近七夕时,学校和商业设施(如购物中心)都会装饰上竹枝。人们会在五颜六色的短册(细长的纸条)上写下自己的愿望,然后系在竹枝上。)【使える日本語表現】
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「~ようにお願いします」: …就好了(表示愿望)
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例:
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日本語が上手になりますように。(希望我的日语能变好。)
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家族が健康でありますように。(希望家人健康。)
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世界が平和になりますように。(希望世界和平。)
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飾り(かざり)をつけよう
短冊の他にも、色紙で作った折り鶴(おりづる)や網飾り(あみかざり)、くす玉など、いろいろな飾りを笹竹に吊るします。それぞれの飾りには意味があります。例えば、折り鶴は「長寿」を、網飾りは「豊作」の願いが込められています。
(2. 挂上装饰品
除了短册,人们还会用色纸折的千纸鹤、网饰、绣球等各种各样的装饰品来装扮竹枝。每种装饰都有其含义。例如,千纸鹤寓意“长寿”,网饰寄托了“丰收”的愿望。) -
七夕料理を食べよう
そうめんを食べる習慣があります。そうめんを天の川や織姫の織り糸に見立てていると言われ、食べると病気にならないという言い伝えもあります。
(3. 品尝七夕美食
有吃素面的习俗。据说这是因为素面看起来像天河或织女的织线,相传吃了之后一年都不会生病。)
☆ 七夕の天気は?☆
残念ながら、日本の7月7日は梅雨(つゆ)の真っ最中であることが多く、雨が降りやすいです。雨が降ると天の川が見えなくなってしまうため、織姫と彦星が会えなくなると言われ、そんな日は「雨七夕(あめたなばた)」と呼びます。でも、次の年には必ず会えると信じられています。
(七夕的天气如何?
遗憾的是,日本的7月7日正值梅雨季节,很容易下雨。如果下雨,就看不清天河了,因此人们说织女和牛郎就无法相会了,这样的日子被称为“雨七夕”。但是,人们相信他们第二年一定能相会。)
☆ まとめ ☆
七夕は、星空を見上げて願い事を考える、とても風情(ふぜい)のある日本の行事です。日本にいる方は、ぜひ短冊に願い事を書いて、笹の葉に結び付けてみてください。もしかしたら、織姫様と彦星様があなたの願いを叶(かな)えてくれるかもしれませんよ!
(总结
七夕是一个充满风情的日本传统活动,人们会仰望星空,许下心愿。如果您在日本,请一定要在短册上写下愿望,然后系在竹枝上。也许,织女和牛郎会帮您实现愿望哦!)
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
皆様の願いが叶いますように!
(感谢您读到最后。祝愿大家的愿望都能实现!)
词汇表(ボキャブラリー):
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願いを込めて(ねがいをこめて): 寄托愿望
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短冊(たんざく): (写诗、愿望用的)细长纸条
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笹竹(ささたけ): 竹枝
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飾り(かざり): 装饰品
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織姫(おりひめ): 织女
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彦星(ひこぼし): 牛郎
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天の川(あまのがわ): 天河,银河
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願い事(ねがいごと): 愿望,心愿
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~ように: (表示愿望)…就好了
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そうめん: 素面(一种很细的日本面条)
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梅雨(つゆ): 梅雨季节
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雨七夕(あめたなばた): 下雨的七夕
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願いが叶う(ねがいがかなう): 愿望实现